2.0.2
- iText 7.2.3 に更新
- CubePDF のインストール時に必要に応じて Microsoft Visual C++ 再頒布パッケージ をインストールするように修正
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2.0.1
- CubePDF 2.0.1 では、依存ライブラリである Ghostscript および iText7 を更新しました。
両ライブラリとも更新内容に脆弱性への対応が含まれていますので、早めの更新をお願いします。
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2.0.0
- 推奨環境の変更
CubePDF は、Microsoft から提供されている .NET Framework と言うフレームワークを利用して実現しています。
これまで .NET Framework の推奨バージョンは 4.5.2 以降(動作可能バージョンは 3.5 以降)となっておりましたが、CubePDF 2.0.0 からは、これが .NET Framework 4.7 以降 に変更されます。
- メイン画面のレイアウトを変更
CubePDF 2.0.0 では、メイン画面のレイアウトの見直しを行いました。
CubePDF では、変換時にグレースケールにしたり、PDF ファイルに埋め込まれている画像ファイルを JPEG 圧縮してファイルサイズの削減を図る等の機能も有していますが、これらの機能が その他 タブに配置されている都合で現在の設定を見落としがちになっていました。
CubePDF の機能面においては(少なくとも当面は)仕様を大きく変更する予定がない事や、一般 タブにも余白が残っていた事から、2.0.0 ではこれらの機能をファーストビューとなる 一般 タブに移動する事としました。
また、これに合わせて 一般 タブの表示項目の並び順を若干変更しています。
- セキュリティの設定項目を変更
これまで、CubePDF の セキュリティ タブで設定可能な項目は CubePDF Utility や CubePDF Page と比較して簡易的な位置づけとしていましたが、2.0.0 ではこれらと同様の位置づけに変更しました。
具体的には、アクセシビリティのための内容の抽出を許可する、注釈の追加、編集を許可する の 2 項目が追加されました。
尚、暗号化方式に関しては CubePDF Page と同様、選択されている PDF バージョンの中で最も強固なものに自動的に設定される事となっています。
- その他の修正
- Ghostscript を最新バージョンである 9.56.0 に更新しました。
iText7 を最新バージョンである 7.2.1 に更新しました。尚、前述した通り、.NET Framework 3.5 向けには iTextSharp の最新バージョンである 5.5.13.3 が利用されています。
PDF ファイルを Web 表示用に最適化する と グレースケール のオプションをともに選択し、既存の PDF ファイルの先頭や末尾に結合した場合、既存 PDF ファイルの内容もグレースケール化する不具合を修正しました。
CubePDF メイン画面表示時に、出力ファイル や ユーザープログラム のファイル部分が表示された状態になるように修正しました。
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1.6.1
- CubePDF 1.6.0 にて、出力ファイル の選択ダイアログを表示した際、ファイルタイプ の設定に関わらず拡張子の初期値が PDF となる不具合が発生していたため、1.6.1 で該当の不具合を修正しました。
- 出力ファイル にファイル名を手動で入力した場合、該当のテキストボックスからフォーカスが離れた時に拡張子の補完を実行するように修正しました。
- セキュリティ タブで、PDF ファイルをパスワードで保護する および PDF ファイルを開く時にパスワードを要求する のチェックボックスを有効にしているにも関わらず、管理用パスワード および 閲覧用パスワード がそれぞれ入力されていない時に、その旨をエラーメッセージで表示するように修正しました。
- メイン画面の英語表記を微調整しました。
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1.6.0
- 今回のバージョンでは、Ghostscript 9.55.0 に更新しました。Ghostscript は 9.55.0 にて大改修が行われており、CubePDF 1.6.0 でもこの改修部分を有効化しています(参考:Changes to the PDF Interpreter)。
開発環境でテストした限りでは、この大改修に起因する不都合は見つかりませんでしたが、しばらくはこの変更による影響を観察する予定としています。
それ以外では、先日リリースした CubePDF Utility 1.6.1 および CubePDF Page 3.6.0 にて実施した修正部分を CubePDF にも適用しました。
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1.5.2
- 現在、CubePDF 1.5.1 をインストールしようすると「このアプリはお使いの PC では実行できません」と言うエラーが表示されたと言う報告を数件ですが頂いております。
この現象に関しては、ご連絡頂いたユーザーにもご協力頂き、CubePDF のインストーラーを作成するためのフレームワークを CubePDF 1.5.0 時点での構成にロールバック(具体的には、Inno Setup を 6.2.0 から 6.1.2 に変更)する事で解消される事が確認できました。
そのため、念のため、該当のものを CubePDF 1.5.2 としてリリースする事としました。
もし、上記の現象に該当するユーザーがいましたら、最新版でのインストールを試して頂くとともに、可能であれば Windows のバージョン等の情報を お問い合わせフォーム よりご連絡いただけると幸いです。
Windows のバージョン確認方法については、画面右下のウィンドウズボタンを押して表示されるメニューから「設定(歯車マーク)」を選択し、表示される画面で「システム」、「詳細情報」の順に選択してご確認下さい。
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1.5.1
- CubePDF メイン画面のタイトルバーに印刷時に設定された文書名が表示されない不都合を修正
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1.5.0
- 今回の更新では、CubePDF シリーズの次期メジャーバージョンアップへ向けての準備段階として、PDF の編集処理を中心とした内部処理の修正が主となっています。
特に大きな変更点としては、PDF の編集用ライブラリとしてこれまで利用していた iTextSharp (iText5) を iText7 に移行した点が挙げられます(ただし、.NET Framework 3.5 向けについては、引き続き iTextSharp が利用されています)。
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1.2.2
- Ghostscript を 9.54.0 に更新しました。
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1.2.1
- インストール省略条件を修正
CubePDF 1.2.0 にて、上書きインストール時、特定の条件下において CubePDF プリンターのインストール処理を省略する機能を追加しました。
しかし、CubePDF 1.2.0 の条件判定方法では、何らかの理由で CubePDF のインストールプログラム以外の方法によって CubePDF プリンターが削除された場合、上書きインストールで復旧できない問題が確認されました。
そこで CubePDF 1.2.1 では、インストール処理を省略するかどうかを判定する際、インストール済みプリンターの一覧と照合し、CubePDF プリンターが存在しない場合はインストール処理を省略しないように修正しました。
- ファイルの上書きコピーに失敗する不都合を修正
CubePDF の上書きインストール時、上図のように、場合によって「既存のファイルを置き換え中にエラーが発生しました。
DeleteFile エラー: コード 5, アクセスが拒否されました。」と言うエラーメッセージが表示される問題を確認していました。
CubePDF 1.2.1 では、このメッセージが表示されずに正常に上書きコピーが完了するように修正しました。
- x64 ビルドされたバイナリを使用するように修正
これまで、インストール処理の共通化のために、インストールされる OS のアーキテクチャによって x86/x64 を自動的に選択して実行するバイナリ(Any CPU)を利用していました。
しかし、詳細な条件は不明ですが、(Prefer32bit オプションを無効にしているにも関わらず) 64bit 版 Windows なのに x86 として実行されていると予想される事例の報告をいくつか受けております。
そこで、CubePDF 1.2.1 では、64bit 版専用インストーラーのみ x64 ビルドされたバイナリを使用するように修正しました。
尚、32bit/64bit 版共用インストーラーでは引き続き Any CPU ビルドされたバイナリを使用しています。
64bit 版 Windows でインストールエラーが発生した場合、64bit 版専用インストーラーでもインストールを試してみて下さい。
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